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2017年5月22日 (月)

築地問題 ・・・ 豊洲移転を推進

昨年の小池都知事誕生以来、都政の最大のテーマは築地問題となっています。
「ヒーロー」は築地市場と都民ファーストの会、「悪役」は豊洲市場とその推進者、突然「築地」劇場が都政の中心で幕開けしました。

しかし、そもそも、築地市場の再整備あるいは移転は約30年も前の鈴木都知事の時代から、様々な角度から検討・取り組まれてきた課題です。
本来は「豊洲」が争点ではなく、むしろ「築地」市場に様々な課題があるからこそ、歴代の知事のもとで移転の検討が進められてきたのです。
そして、移転候補地としては、多摩地域を含め様々な選択肢の中から、都庁内あるいは都議会そして専門家の間で長年の議論を経て豊洲に決まったのです。

Dsc_0882_2

議論もなく密室で、特定の知事が突然、「豊洲へ移転するぞ」と決めたかのような印象操作は大問題です。

では、なぜ、30年以上にわたって築地移転が議論されてきたか?
それは、築地は既に築82年を経過し、6棟もの建屋が耐震基準を満たさず、アスベスト飛散の問題を抱え、更には開放型(外の空間と遮断されていない)のためネズミやカラスの侵入被害を防げない、などの多くの課題を抱えるからです。

他方で、豊洲は、耐震性に優れ、閉鎖型でネズミ等の被害やアスベスなどの飛散もありません。議論されてきた土壌汚染、地下水の問題についても、汚染土の除去、盛り土、45センチもの厚さのコンクリート敷設、排水システム構築と何重にも対策を講じ、地上と地下は厳格に分けられ、飲むことはもちろん地下水に人が触れることもありません。
現に、小池都知事自らが、豊洲の建築基準法、土壌汚染対策法等の法的・科学的な安全性について、3/24の都議会予算特別委員会でお墨付きを与えています。

更に、土地汚染ということでいえば、築地においても、都による土壌調査で環境基準以上のヒ素やフッ化物が検出されていますが、知事は、コンクリートで遮断されているから問題ないと答弁しています。

Dsc_0883

では、何故、より分厚い、しかも新しいコンクリートで覆われた豊洲はだめなのか、全く理解ができません。

突然の移転延期により、日々多額の損害、風評被害が発生しています。
この問題は、決して政争の具にすべきものではありません。幸い、年初には「豊洲は都議選の争点」とおっしゃっていた知事も春先には「都議選の旗印とは考えず」と軌道修正されており、速やかに決断されることを期待しています。

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